

御社ではコンサルタントへキャリアチェンジされる方も多いと聞きますが。
はい。特に20代で向上心の強い方はコンサルタントを志向される傾向が多いことに驚きました。コンサルティングファームは戦略系・旧会計系だけでなく、大手からスピンアウトしたメンバーが立ち上げた少数精鋭のファームやベンダー系、日系など数多くあります。
20代はコンサルティングの実務経験を問われるというよりは、ポテンシャル採用と呼ばれる素質重視で採用されるケースの方が多いです。選考の基準は、コミュニケーション能力、ロジカルな思考、向上心などが代表的です。
私も10年以上人材ビジネスに携わっていますが、コンサルタントをこれほど積極採用するケースは初めてですね。コンサルティングファームを目指す方には大きなチャンスが訪れています。
実際に転職を成功された方を教えてください。
部品メーカーで営業をされていた26歳の方がいらっしゃり、当初はより大手メーカーへ営業職として転職をしたいという要望をお持ちでした。現職では周りに成長意欲のある人が少なく、このまま今の会社に勤めていても成長していく自分の姿がイメージできない、と。ですが、大手に行けば解決するという考えだけで入社されると、入ってから後悔するリスクもあることをお話しました。そして改めてどんな思いで、何をしていきたいのかじっくりヒアリングしました。
後日、大手メーカーの営業職と併せて、選択肢の一つとしてコンサルタントの求人案件もご提案させていただきました。ご本人もぜひチャレンジされたいとの事でしたので、面接の対策やレジュメの添削などサポートさせていただきました。ご本人の努力の結果、見事内定を獲得され、現在チェンジマネジメント系のコンサルタントとして活躍されています。

お一人お一人とじっくり話しをされている印象ですね。
私は他のキャリアコンサルタントにも、まずは求職者の方のお話を聞くように、と常々言い続けています。じっくりとお話をお聞きしていく中で、場合によってはご本人も考えていらっしゃらなかった選択肢もご提案させていただきます。とにかく「じっくりと聞き、しっかりとお話をする」事を大切にしています。
今後の目指す方向性を教えてください。
現在この業界は正に追い風ですが、私たちはいたずらに規模を大きくするつもりはありません。我々の目指すキャリアコンサルタント像は、質の高いヒアリング能力と提案能力を兼ね備えたカウンセリングスキルを身につけていなければなりません。職務経歴書や履歴書でのマッチングならWebサイトで可能です。そうではなく、紹介する案件の質、キャリアコンサルタントの提案の質、すべてにおいて質にこだわりベストマッチングを実現していきたいと考えています。